2018年08月 8日(水)
バリスタ競技会
8/3(水)、8/4(木)東京のFMIにて、KIMBOスキルアップ・ワークショップが開催されました。
その様子をレポートでお届けします。
KIMBOスキルアップ・ワークショップは、来年行われる第3回バリスタ競技会のさらなるレベルアップを図るとともに、「美味しいエスプレッソが飲める店」を増やすことを目的に、今年6月より全国 7 拠点(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)で順次開催されています。
ワークショップで講師を務めるのは、イタリア以外では3名しかいないマスタープロフェッショナルの称号を持つイタリア国際カフェテイスィング協会(IIAC)認定講師兼バリスタ、そしてモンテ物産KIMBOブランド顧問の中川直也氏。
1日かけて行われるスキルアップ・ワークショップは、「正しいエスプレッソやカプチーノの淹れ方」に加えて、バリスタ競技会参加者アンケートで要望の多かった、「グラインダーの調整」など、実際に機械に触れながらの実践的なプログラムを中心に構成されています。
また、1回に約6名までの少人数制のため、中川さんからの指導をじっくりと受けることができます。
講師を務める中川氏。(中央)
午前中のプログラムは、基礎となるエスプレッソの抽出方法とグラインダーの設定について。
参加者の皆さんが実際にエスプレッソを抽出して、現状の自分のレベルを把握するところから始まります。
講師が一人ひとりの抽出の動きをチェックしてくれるので、普段は気がつかないような自分の癖を客観的に認識できる場となっていたようです。
参加者の皆さんの眼差しは真剣そのもの。
実際に1人ずつエスプレッソを抽出。
グラインダー調整のポイントの説明を講師から受けた後に、一定の時間内でコーヒー豆を理想的な粒度にする調整作業を実践。 エスプレッソの抽出時間を見ながら微妙な調整が必要なため、皆さん悪戦苦闘しているようでした。
午後はカプチーノについてのプログラム。
カプチーノは反復練習の時間がしっかりと設けられているため、午後のプログラムの開始時点と終了間際で、参加者の皆さんのカプチーノを作る動きに大きな変化が見られました。
レベルチェックの段階で「0点」と厳しい点数をつけられた方も、プログラムの終了間際には講師が合格ラインとする70点を超える85点のカプチーノが作れるようになるなど、味・提供時間含めて参加者全員が講師が合格レベルと認めるカプチーノが作成できるようになっていました。
作られたご本人もとても嬉しそうなご様子でした。
集中的に練習に取り組むことで、感覚を身体に覚えさせていきます。
カプチーノを作るスピードもクオリティも、練習を重ねるごとに皆さんめきめきとレベルアップ!
10月から同じく7拠点で2周目のスキルアップ・ワークショップが予定されています。
普段バリスタとしてエスプレッソを抽出している方が参加条件となりますが、これまで前半のスキルアップ・ワークショップに参加できなかった方はぜひこの機会をお見逃しのないよう、お申し込みください。
※お申し込み詳細、プログラム内容については弊社営業担当までお問い合わせください。