2019年06月 6日(木)

料理/ワイン講習会

日本ソムリエ協会分科会セミナー『グラッタマッコの魅力に迫る』

photo

6月3日、目黒雅叙園にて、ソムリエ協会分科会セミナー『グラッタマッコの魅力に迫る』が開催されました。


トスカーナ州・ボルゲリ地区の優良生産者であるグラッタマッコから、醸造責任者であるルカ・マッローネさんを招聘して行われた本セミナー。コメンテーターにはヴィーニ・ディ・アライのオーナーソムリエで、ソムリエ協会監事の荒井基之さんをお迎えし、セミナーを盛り上げていただきました。

 
photo

▲荒井さんとルカさん

 

セミナー内容は、グラッタマッコ社の歴史やワイン造りの信念などを学んでいただいた上でテイスティングも行い、2時間どっぷりとグラッタマッコの魅力に浸っていただくというもの。


「国際品種のみで造られるワインが有名」というイメージが強いボルゲリエリアで、あえて土着品種のサンジョヴェーゼを用いるなど、独自性を大切にしてワイン造りを行うのがグラッタマッコの醸造哲学ですが、長年同社で働いているチーフエノロゴのルカさん本人からそれが語られたことで、参加者の方々には、より一層グラッタマッコに対する理解を深めていただけたようでした。

 
photo

▲セミナーは満員御礼となりました

photo

▲参加者の方は熱心にメモを取ってくださる様子が印象的でした

 
   
photo
 

テイスティングに並んだのは以下のアイテム(写真左から)
・グラッタマッコ・ビアンコ2016
・ボルゲリ・ロッソ2017
・“ラルベレッロ” ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレ2015
・“グラッタマッコ・ロッソ” ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレ2015
・“グラッタマッコ・ロッソ” ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレ2009(1.5L)


荒井さんからワインの味わいに加え、それぞれのワインと料理のマリアージュ、“グラッタマッコ・ロッソ”は各ヴィンテージの違いやポテンシャルの高さをご説明いただき、参加者の皆さんはその説明に興味深そうに耳を傾けながらテイスティングを行っていました。

 

カテゴリーを選ぶ