2025年10月24日(金)

料理/ワイン講習会

ナポリピッツァ×ワイン アッビナメントセミナー

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2025年10月、モンテ物産東京本社キッチンにて、ピッツァとワインの魅力を深掘りする「アッビナメントセミナー」を開催しました。講師には、ソムリエの永瀬喜洋氏(クアトロヴィーニ代表)と、日本ナポリピッツァ職人協会副会長の井上勇氏(三軒茶屋『L’ARTE』オーナーシェフ)をお迎えし、ピッツァとワインの新たな楽しみ方や提案方法を学ぶ貴重な機会となりました。

 

セミナーでは、フランス式「マリアージュ」とイタリア式「アッビナメント」の違いをはじめ、ワインを“調味料”として捉える発想や、ペアリングの鍵となる要素(酸味・テクスチャー・甘み・塩味など)について、理論と実例を交えて解説されました。

当日は6種類のピッツァと10種類のワインを用意。
参加者は、ワインの酸味やテクスチャー、タンニンがピッツァの具材や味わいにどう作用するかを体験しながら、実践的なペアリングを学んでいただきました。

さらに、グルメピッツァのコース仕立ての提案やワインリストの構成、イタリア現地の最新トレンド、今後の展望にも触れられました。

 
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参加者はピッツァの具材や味わいに合わせたワインとの相性を体験しました。

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ペアリングするピッツァは井上氏による焼き立てをご用意。

 

永瀬氏によれば、年々広がりを見せるコンテンポラーネアやグルメピッツァの世界では、ピッツァ1枚ではなく「1切れ」に対してアッビナメントを考えることが大切だといいます。
具材の自由度が高いからこそ、1切れごとに表現できる幅が広がり、それに合わせたワインの選択肢も多様化しています。
本セミナーを通じて、ピッツァとワインの組み合わせには無限の可能性があり、食の楽しみをさらに広げていけることを実感していただける機会となりました。


モンテ物産では、イタリアワインとナポリピッツァ、それぞれの新たな可能性・楽しみ方を引き出すこのようなセミナーを今後もご提案してまいります。

 
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会場には今回のペアリング使用アイテム他、ヴィッラ・マティルデ社のワインを並びました。

「ピッツァ・コンテンポラーネア」について記事はこちらから→『ナポリピッツァのニューウェーブ "ピッツァ・コンテンポラーネア"』
 

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