

創業1894年。
ロレンツォ・バルベーラ氏が創業して以来、代々続く家族経営で高品質オリーブオイルを守り続けているバルベーラ社。
現オーナーは4代目にあたるマンフレディ・バルベーラ氏です。
同社で使用するオリーブは全て人の手で収穫され、その日のうちに近くの工場まで運ばれます。
また、"ロレンツォ"シリーズをはじめ一部のオリーブオイルは自社畑から収穫したオリーブを自社の工場で搾油しています。
■ガラス瓶へのボトリング
1910年、世界で初めてガラス瓶にオリーブオイルをボトリングするアイデアを生み出し普及させました。
■ノンフィルターのエキストラ・ヴァージン・オリーブオイル
第二次世界大戦後の経済成長期に、新しいブランドである”OLIO MOSTO”という
ノンフィルターエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルを市場に持ち込みました。
■4種類の搾油方法
同社ではオイルのタイプごとに違う風味や色合いを出すため
世界で唯一、4つの異なる搾油方法を使い分けています。
主にローラーでの搾油方法を用いていますが、
“ロレンツォ”シリーズではそれぞれ搾油方法を変えて造られています。
「ロレンツォNo.1」
搾油方法:臼挽き
少し苦味が感じられ、色合いに深いグリーンが残ります
「ロレンツォNo.3」
搾油方法:打ちつぶし
やわらかくマイルドな舌触りになります
「ロレンツォNo.5」
搾油方法:種抜き
種を抜いてから搾油することで苦味がやわらぎます
伝統の価値を守りぬく一方、大胆な革新的精神をも備えたバルベーラ社は、
世界中の重要な賞を授与されています。
とくに創業まもなく受賞した1900年のパリ万博と1904年のセントルイス万博での金賞は
バルベーラ社の名前を世界に広めるきっかけとなった賞です。
■パリ万国博覧会 金賞
1900年のパリ万博は4月15日から11月12日まで212日間開催され、
フランスが開催した万博では最大規模で、5,100万人の人出がありました。
(当時のフランスの人口は4,100万人)
■アメリカ・セントルイス万国博覧会 金賞
セントルイス万博はアメリカが1803年にフランスからルイジアナ地域購入後100年を
経過したことを記念し1904年4月30日から12月1日にかけて
ミズーリ州セントルイスで開催されました。
60ヶ国が参加し会期中1,969万人が来場した20世紀に入って最初の大規模な
万国博覧会です。
同社のオリーブオイルはこの万博のオイル部門で金賞を受賞しました。
【その他の受賞歴】
2009年Biol世界オリーブオイルコンテスト
「ロレンツォNo.1&No.3」有機部門 入賞
2012年ガンベロロッソ
「ロレンツォNo.3」ライトフルーティエキストラ・ヴァージン・オリーブオイル部門 第1位
「ロレンツォNo.5」マンダドーリ出版社選出部門 3つ葉獲得(最高評価)
2012年ロサンゼルス・カウンティーフェア (世界各国の特産品が並ぶロサンゼルス最大の祭典で行われるコンテスト)
「ロレンツォNo.1」金賞
「ロレンツォNo.5」銀賞
2013年ドイツビオファ (ドイツ発祥の世界最大のオーガニック専門展示会)
「ロレンツォNo.3」第1位
「ロレンツォNo.1」第5位