CASA D'AMBRAカーサ・ダンブラ

南部、島のワイナリー
イスキアのブドウ畑は断崖絶壁に点在している
  • 所在地

    カンパーニア州ナポリ県フォリオ・ディスキア

  • 創業年

    1888年

ナポリ湾に浮かぶ最大の島、イスキア。温暖な気候と湧き出る温泉、美しい海岸が魅力的な美しい島ですが、古くから高品質なワインを造っていた土地でもあります。1966年、イスキアD.O.C.はイタリアで2番目にDOCに認定されました。イスキア島の崖沿いの段々畑では今も手作業で昔ながらのブドウ造りが行なわれています。カーサ・ダンブラ社は古代ギリシアから伝わった土着ブドウの栽培とワインの品質向上、古代品種の保護・復活に力を注ぎ、イスキアのワイン造りの伝統を受け継いでいます。中でも、フラッグシップワインである「フラッシテッリ」は、崖沿いの海を見下ろす美しい単一畑のブドウから造られた南イタリアを代表する白ワインです。

カーサ・ダンブラ社イメージ動画

特殊な土壌、"トゥーフォ・ヴェルデ"

“トゥーフォ・ヴェルデ”(緑の凝灰岩)。肉眼でも緑色がはっきりと見てとれる。

イスキア島はカンパーニア州ナポリ湾に浮かぶ美しい島で、“トゥーフォ・ヴェルデ”(緑の凝灰岩)と呼ばれる、火山性土壌が海水を浴び続けることで緑色になったとされる特殊な土壌で構成されています。
カーサ・ダンブラのワインには、この土壌に由来する豊富なミネラルと、寒暖差のある畑で育つブドウがもたらす華やかなアロマと心地良い酸が共通して感じられます。
また、あまり雨が降らず地表が乾燥しやすいイスキア南西部でも、もろく崩れやすい凝灰岩は密度が低く吸水性に優れているため、一度雨が降れば雨水は地下に溜まります。ブドウの樹が水を求めて地中に向かって根を伸ばすことで、水分とともに地下深くに蓄えられた様々な養分を吸収することができます。カーサダンブラのワインには、この特殊な環境がブドウにもたらす魅力が余すことなく表現されています。

世界で一番美しい畑の一つと言われる単一畑 "フラッシテッリ"

ヴェロネッリ誌の創刊者であるルイジ・ヴェロネッリ氏に「世界で一番美しい畑」との賛辞を送られた畑、フラッシテッリ。
島の中でも海抜400~600mとかなり標高の高いところにあり、海からの風が吹き付ける急斜面に位置しています。
平地と比べて栽培から収穫までの作業時間は4~5倍もかかりますが、標高が高く、昼は暑くて夜は涼しいため昼夜の寒暖差が大きい、風が常に吹いているため病気になりにくい、など、ブドウ栽培に理想的な条件がそろっています。

転げ落ちそうなほどの急な斜面には小さなブドウ畑がひしめきあっていますが、ブドウ畑の下にはサンタンジェロの町とその向こうにキラキラと輝く海という最高のパノラマが広がっています。

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