AVIGNONESIアヴィニョネージ

中部のワイナリー
アヴィニョネージの宝石「ヴィンサント」が生まれる熟成庫ヴィンサンタイア
  • 所在地

    トスカーナ州シエナ県モンテプルチアーノ

  • 創業年

    1974年

14世紀にフランスからやってきたアヴィニョネージ一族を名前の由来に持つワイナリー。醸造所の歴史は古く、イタリア国内でも最古のものの一つに数えられます。1974年にファルヴォ兄弟がワイナリーとして同社を創設し、ブドウ畑の整備やブドウ品種の見直しに力を入れ、“ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ”の世界的な名声を築きました。2009年からはベルギーの法律家、ヴィルジニー・サヴェリス氏がオーナーとなり、オーガニック栽培への転換を進めてきました。2011年にすべての自社畑をビオディナミ栽培に転換。名人として知られるエノロゴ、ジャンパオロ・キエッティーニ氏がコンサルタントを務め、この土地のテロワールを最大限に表現できるブドウから造られるワインは、世界的にも高い評価を得ています。入手が非常に難しい、“オッキオ・ディ・ペルニーチェ” と呼ばれる上質なヴィンサントの造り手としても有名です。

アヴィニョネージの歴史

アヴィニョネージ一族の歴史は14世紀にまでさかのぼります。1309年、教皇クレメンテ5世がローマから南仏アヴィニョンに居住区を移し、 時代の変遷の後、1377年グレゴリウス11世が再びローマを教皇庁としました。その際フランスのアヴィニョンからイタリアへやってきて、イタリアに根をおろした貴族、アヴィニョネージ一族が同社の祖先になります。やがて彼らは ローマ、シエナ、そしてモンテプルチアーノへと分かれ、繁栄していきました。
同社の醸造所は、イタリア国内でも最古のものに数えられます。 またルネッサンス時代の建築家による設計のもと、16世紀半ばに建てられた館も、 その歴史の長さを物語っています。

ビオディナミ栽培で造られるサンジョヴェーゼ100%の ヴィーノ・ノービレ

2007 年から経営に携わり、2009 年から唯一のオーナーとなったヴィルジニー・サヴェリス氏の意向の下、 ビオディナミがアヴィニョネージのブドウ畑に適用されることとなりました。
初年度の2010 年はまずブド ウ畑総面積の20%に導入され、2011 年には全ブドウ畑140.5ha がビオディナミに転換されています。

2009年からビオディナミへの転換を進め、土地のテロワールを最大限に表現できるワイン造りが行われています。
伝統的なヴィーノ・ノービレは補助品種を加えるのが一般的ですが、アヴィニョネージ社はビオディナミ栽培でサンジョヴェーゼ100%の高品質なヴィーノ・ノービレを造っています。
ビオディナミ栽培とは、オーストリアの人智学者ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)が提唱した自然農法の一種で、単に農薬や化学肥料を使わないだけではなく、月などさまざまな天体の動きと植物の成長との調和を重視する農業暦を用い、また、雌牛の角や水晶の粉等を用いた独特なプレパラシオンと呼ばれる特別な調合剤を使用するのが特徴です。ビオロジック農法以上に自然全体との調和が求められるこのビオディナミ農法では土地の本来の持ち味が最大限に引き出され、その土地の特性がはっきりと感じやすいワインになります

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