2022年03月 1日(火)
フード
今回ご紹介するのは、2022年3月よりモンテ物産にて、業務向けに取り扱いを開始したミネラルウォーターのメーカー、サンベネデット社。
サンベネデット社は、言わずと知れたイタリアを代表する清涼飲料水メーカーで、イタリアでのマーケットシェアも1位(※)を誇っている。本拠地はヴェネト州のスコルツェという、豊富な水資源に恵まれた小さな町。スコルツェ周辺は、きれいで豊富な水資源が欠かせない水耕栽培の野菜・ラディッキオ・タルディーヴォの名産地でもある。水の都・ヴェネツィアからも車で30分ほどの距離にあり、まさに水に縁のある街といえるだろう。
※2020年グローバルデータ社による調査データより
オーナー一族で販売責任者でもあるMatteo Zoppas(マッテオ・ゾッパス)氏はサンベネデット社をこう語る。
「水メーカーはとにかく運が大切なんだ。長い年月をかけて自然が育み生まれるきれいな水を採水できる泉は見つけようと思って見つけられるものではないが、スコルツェでは幸運にもベネディクタと呼ばれる泉が発見され使用されていた。
ベネディクタはローマ帝国時代から存在するとも言い伝えられており、サンベネデット社の社名はこの泉の名前・ベネディクタが由来なんだ。我々の場合はベネディクタを今なお使用できるだけでなく、その水が素晴らしい成分を持っていたという幸運にも恵まれたんだよ。
サンベネデットの水はドロミテ山塊の水が源水だが、その水が100年近くかけてドロミテ山塊、そして地中にある様々な地層により自然のフィルターがかかった状態でスコルツェの泉に届く。水が含む成分は人間の手によって変えられるものではないので、ここでも運が必要なんだ。初めてボトリングをしてから65年が経ち、経済発展省がイタリア経済に大きな影響を与えた特定の歴史あるブランドのみに付与するMarchio Storico(マルキオ・ストーリコ)への認定や、保健衛生省が乳幼児用の飲料水として認可したことなど、様々な認可も得ることが出来とても誇らしく、日本の皆さんにもサンベネデットの水に詰まった自然の恵みを味わっていただきたいと思っているよ」
中硬水らしく柔らかさとバランスを兼ねそろえ、成分値を見てもバランスが良い水であることが分かる。今回、取り扱いを開始するプレステージ・ローズ・エディションは、サンベネデット社が中高級向けのレストランに最適と位置づけ展開するラインナップで、非常にシンプルでエレガントなデザインだ。シンプルだが細部にこだわっており、結露水の影響や輸送中のダメージを最小限に抑えるために、紙のラベルではなくプラスチックのラベルを採用している。テーブルで最初に目に入るものは水だからと、テーブルでの見た目をなるべく損ねないように配慮した結果であり、世界中の高級レストランに愛用されているサンベネデット社の経験が生かされている。
美味しい食事の傍らに寄り添うプレステージ・ローズ・エディションにぜひご注目いただきたい。
※発売時期:3月中旬頃
COVIDの状況下、世界的なコンテナ不足や作業員不足による船荷作業・航行の遅れのため、発売時期が変更になる可能性がございます。
※こちらの商品は業務専用商品です。一般の方はご購入いただけませんので、レストラン等で見かけた際に、飲んでみてください。