Recipe
料理名の"イン・ウミド"は、イタリア語で煮込みの意味。今回は魚の旨味が感じられるようトマトの風味を控えめにして軽やかに仕上げました。シェリー酒やオリーブの旨味と香りが重なり、シンプルながら奥行きが感じられる味わいです。魚はお好みのものを、1種だけでなく数種類あわせていただいても美味しくいただけます。
旬のタラとカリフラワー。一年中手に入れることが可能ですが、寒い冬が一番おいしくなると言われています。カリフラワーをクリームにし、塩タラとオリーブを合わせました。スパークリングワインや白ワインとの相性抜群です。
フランス プロヴァンス地方の郷土料理として広く知られている、ピッツァに似た「ピサラディエール」。厚めの発酵生地にじっくりと炒めたあめ色玉ねぎをたっぷりのせ、アンチョビとブラックオリーブをのせて焼いたもので、チーズやトマトソースなどを使わないので軽やかな味わいです。今回は塩分が気になる方にも召し上がっていただきやすいように、鯖缶でアレンジ。またあめ色玉ねぎを長ねぎに代えることで、炒める時間もぐんと短く。最後にかぼすなど柑橘の皮をすりおろして香りをまとわせれば、ワインとの相性もよりお楽しみいただけます。