
Recipe
2025年08月14日
日本にはさまざまな種類の茄子がありますが、中でも水なすはジューシーで、生で楽しむのにぴったり。トマトは、フレッシュ、自家製のセミドライ、そしてドライトマトの3種類を組み合わせて、異なる食感と風味を重ねることで味わいに奥行きを出しています。そこに塩揉みしたセロリを加えることで、水なすとトマト、チーズをやさしくつないで、全体がほどよくまとまります。ドレッシングに加えた新生姜のすりおろしのほんのり辛みがよいアクセントに。ビールはもちろん白ワインにも合う、みずみずしくさわやかな夏の一品です。
西 祐子
・自家製セミドライトマトは、保存容器に入れて冷蔵庫で約1週間保存可能。作り置きしておくと便利です。
・水なすは手で割くことで断面がギザギザになり、味が染み込みやすくなります。
・塩水にさらすことで、水なすのアクが抜け、色止めにもなります。
1
自家製セミドライトマトを作る。プチトマトは横半分に切り、切り口を上にしてオーブンシートに並べる。120℃に予熱したオーブンで1~1.5時間、じっくり火を入れてセミドライにする。
2
水なすは包丁で軽く切り込みを入れてから、食べやすい大きさに手で割く。塩水(水400ccに対し塩小さじ2)に10分ほどさらしてアクを抜く。
3
セロリは筋を取り、斜めに薄切りにする。塩少々(分量外)をふって10分ほど置き、水気を軽くしぼる。
4
フルーツトマトはヘタを取り、櫛切りにする。
5
ドライトマトは細かく刻む。
6
新生姜のドレッシングを作る。新生姜はすりおろし、オリーブオイル以外の材料とよく混ぜる。最後にオリーブオイルを加え、しっかりと乳化するまで混ぜ合わせる。
7
⑥の新生姜のドレッシングに、水気を絞った②の水なすと③のセロリを加えて和える。さらに④のフルーツトマト、⑤のドライトマトも加え、全体をさっくりと混ぜる。
8
食べる直前に①のセミドライトマトと、適当な大きさに手でちぎったモッツァレッラチーズとバジルを加えて軽く混ぜる。