
Recipe
2025年06月26日
食欲が落ちがちな暑い日にも、さっぱりとして夏野菜がたくさん食べられる「夏野菜の揚げびたし」をご紹介。おひたしの地にレモンのしぼり汁やバルサミコ酢、ケッパーを加えて酸味を効かせることでさっぱりとしたお味の洋風仕立てにしました。味の決め手はアンチョビ。アンチョビを加えることで、塩味だけでなく旨味も加わり、塩だけで味を調整するより味がのりやすくなるのがポイントです。作った翌日でも美味しいので、作り置きにも便利。これだけでも一品にもなりますし、冷製パスタの具材としてもおすすめ。
西 祐子
・出汁は昆布とかつおでとった一番出汁を使用していますが、お好みで昆布出汁でも。
・野菜は揚げたらよく油を切ってから熱いうちに出汁に浸けることで、味が入りやすくなります。また、急冷せずにゆっくりと粗熱を取ることで、更にしっかり味を含ませることができます。
・野菜はオクラやゴーヤ、アスパラ、いんげん、しし唐などお好みのものでアレンジしてください。
・酸味があまり得意でない方は、お好みでAにひとつまみの砂糖を加えても。
・冷蔵庫で3日ほど日持ちします。
1
Aのケッパーは粗く刻む。アンチョビは叩いてペースト状にする。Aのすべての材料を小鍋に入れ沸かす。冷ましておく。
2
なすとズッキーニは2cm程の厚みに切る。
3
パプリカは繊維に沿って8~10等分に切る。
4
万願寺唐辛子は竹串などで数か所穴を開ける。
5
かぼちゃはところどころ皮を剥き、1cmくらいの厚みに切る。
6
揚げ油を170~180℃に温め、野菜をそれぞれ素揚げする。網などに取り、油をよく切る。
7
熱いうちに①の出汁に浸ける。粗熱が取れたら、冷蔵庫で数時間冷やして味を含ませる。
8
器に彩りよく盛り付け、粗く刻んだイタリアンパセリを散らす。