Recipe
2024年05月01日
フランス オーベルニュ地方の郷土料理のひとつ、パスカード。シンプルな材料と工程だからこそ小麦粉のポテンシャルを実感できる、オーブンで焼いた厚焼きクレープのような料理です。その日の気分や季節で合わせる具材をいろいろと変えて、ぜひ楽しんでみてください。
西 祐子
マンケ型を使ったレシピです。グラタン皿やスキレット等、他の型では同じ仕上がりにはなりませんのでご注意下さい。
1
牛乳を人肌程度に温め、火を切り、その中で無塩バターを溶かしておく。
2
室温に戻した全卵に砂糖と塩をよく混ぜ合わせる。泡立てないこと。
3
②にヌーヴォラをふるい入れ、中心からぐるぐると混ぜ合わせる。
4
粉気がなくなったら、①の牛乳とバターを少しずつ加え、ザルで濾す。粗熱を取り、1時間ほど冷蔵庫で休ませる。
5
マンケ型に無塩バター(分量外)を塗り、オーブンに入れ、210℃に予熱する。(型も一緒に予熱するのがポイント)
6
④の生地は室温に戻し、もう一度生地が均一になるよう軽く混ぜてから、⑤の型に半分ずつ入れ、オーブンの温度を200℃に下げ、15分焼く。
7
焼きあがったら、生地が落ち着くまで型に入れたまま粗熱を取る。
ガルニチュール 軽食-1
ボウルに赤ワインヴィネガーと塩胡椒をよく溶かし、オリーブオイルを加え、ヴィネグレットを作る。
ガルニチュール 軽食-2
リーフレタスとハーブ類、スライスしてしばらく水にさらしておいた紫玉ねぎ、スライスしたブラウンマッシュルームとラディッシュをヴィネグレットで和える。
ガルニチュール 軽食-3
プチトマトはフレッシュのままでもよいが、セミドライトマトにするのもおすすめ。(横半分に切り天板に並べ、予熱した120℃のオーブンで大きさによって70~90分焼く。)
ガルニチュール 軽食-4
生ハムやすりおろしたチーズと共に焼きあがったパスカードに彩りよく盛り付ける。
ガルニチュール 軽食-5
最後にお好みでパプリカパウダーを散らす。
ガルニチュール デザート-1
ヨーグルトは、ザルにキッチンペーパーを敷き一晩かけてしっかり水を切る。
ガルニチュール デザート-2
水切りヨーグルトを室温に戻し、柔らかくしたクリームチーズを混ぜ合わせ、お好みではちみつで甘みを調整する。
ガルニチュール デザート-3
季節のフルーツは適当な大きさに切り、焼きあがったパスカードに彩りよく盛り付ける。最後にミントを散らし、粉糖を振りかける。