Recipe
2024年11月01日
ブリニとは、小麦粉や蕎麦粉と卵、牛乳で作るロシア発祥の甘くない、小さなパンケーキ。スモークサーモンやキャビアなどと一緒に食べるオードブルの定番です。日本では蕎麦粉のブリニが多く紹介されていますが、今回はカプートの粉の中でも特に軽い仕上がりの生地に適したクラッシカを使って、そば粉で作るものより柔らかくふんわりと軽い焼き上がりに仕上げました。
西 祐子
・ブリニはあまり冷めないうちに食べること。冷めてしまったら、オーブンやフライパンで軽く温めなおすとより美味しくお召し上がり頂けます。
・卵白と卵黄を分けて使ったり、ドライイーストで発酵させたりと、普通のパンケーキよりは少し工程が多いですが、気軽に出来るおもてなしにぴったりの粉ものです。リエットの他にも、チーズやフルーツ、パテなど何でもお好きな具材をのせてお楽しみください。
1
ブリニ生地を作る。牛乳を小鍋で人肌に温める。ボウルに移し、生クリームとバター、卵黄を加え、よく混ぜ合わせる。
2
別のボウルにクラッシカとドライイースト、塩を合わせ、ドーナツのように中央にくぼみを作る。
3
その中央に①を流し入れ、中心からぐるぐるとホイッパーで混ぜ合わせる。1時間ほど室温に置く。
4
卵白を泡立て、しっかり角が立つくらいのメレンゲを作る。ゴムベラで、③の生地と混ぜ合わせる。
5
フライパンに無塩バター(分量外)を熱し、直径6cm前後の小さなパンケーキのように焼く。気泡がふつふつと出てきたらひっくり返し両面焼く。
6
サーモンのリエットを作る。玉ねぎをみじん切りにする。フライパンにオリーブオイル(分量外)を温め、色づかないように炒める。粗熱を取る。
7
フードプロセッサーなどでサーモンを粗く刻む。⑥の玉ねぎとケッパー、サワークリームを加え更にペースト状にする。
8
生クリームを7分立てにする。⑦を加え、泡をつぶさないようにゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。
9
レモンの皮のすりおろしたものと、みじん切りのディル、塩胡椒で味を調える。冷蔵庫で1時間味を馴染ませる。
10
焼き上がったブリニにサーモンのリエットをのせ、ディルとピンクペッパーを飾る。