
岡嶋 美香
シエナ料理学院でイタリア料理を学んだ後、現地リストランテWalter Ridaelliでスタージュとして勤務。
帰国後イタリア料理教室を主宰。2008年から2015年にタイ・中国に住まいを移して現地の料理を学び、中華人民共和国認定高級茶芸師、点心技師、調理師の資格を取得。
またJSAソムリエ資格も持つ。
現在は季節ごとのテーマに沿った料理教室「イル・レガーメ」を主宰する傍ら、企業のレシピ開発や料理画像提供、イベント講師など幅広く活動中。
Recipe
シエナ料理学院でイタリア料理を学んだ後、現地リストランテWalter Ridaelliでスタージュとして勤務。
帰国後イタリア料理教室を主宰。2008年から2015年にタイ・中国に住まいを移して現地の料理を学び、中華人民共和国認定高級茶芸師、点心技師、調理師の資格を取得。
またJSAソムリエ資格も持つ。
現在は季節ごとのテーマに沿った料理教室「イル・レガーメ」を主宰する傍ら、企業のレシピ開発や料理画像提供、イベント講師など幅広く活動中。
ミモザの花をイメージした、チョコレートがけのレモン風味のマドレーヌ。レモンパウダーとピスタチオを粉砕したものをトッピングしています。
甘酸っぱいレモンクリームとジューシーなオレンジを重ねて小さなパルフェにしました。ジェノワーズ(スポンジ生地)の一部を細かくして、ミモザに見立てたデザートです。
レモンクリームは生クリームとあわせる前の状態で冷蔵保存すれば、パンやスコーンに塗って楽しむことも出来ます。
マグロとオレンジはシチリアではよくある組み合わせですが、ガルムや馬告(マーガオ)を使用して少し複雑味を持たせました。馬告はアオモジの実で、胡椒のような刺激とレモングラスのような爽快な香りを持つスパイスです。
ガルムとレモン果汁、馬告とエスニックにも通ずるような風味の組み合わせは、酸味のある軽やかな赤ワインにも寄り添ってくれます。
旨味たっぷりなサルシッチャにレモンとケールを合わせることで、さっぱり爽やかな一皿に。
イタリアではお肉屋さんで手軽に手に入るサルシッチャですが、日本では難しいので自家製サルシッチャを使用してレモンソースのパスタを作りました。
チミチュリソースは、チリやアルゼンチンなどでは焼いたお肉に添えるのに欠かせないソース。
パセリがたっぷりと入った酸味が爽やかなソースは魚介にもよく合うので、今回は蛸のサラダに添えました。
白身魚のカルパッチョやエビ、帆立などの貝類とも相性がよく、様々にアレンジして使えるソースです。
スペアリブを使った食べごたえのあるショートパスタ。仕上げにちぎってのせたブッラータチーズがクリーミーで、ダッテリーニトマトの甘みある酸味が引き立ちます。
甘みと旨みが強いダッテリーニトマトとフレッシュなミニトマトの酸味を加えたトマトソースに、ポルチーニ茸を加えました。
フリウリの郷土料理グーラッシュは、フリウリの赤ワインを使って作られます。今回は優しいタンニンと酸味のバランスが心地よいレ・モンデのカベルネ・フランで贅沢に煮込みました。
プーリア州のマンマに教えてもらったパンツェロッティは揚げパンの一種。
中身はトマトソースとチーズが入るものもありますが、今回はビアンカ(白)でオレガノとチーズの風味がシンプルに楽しめるパンツェロッティです。生地にはじゃがいもが入るので、もっちりした食感も楽しめます。